NATロードバランサーはVIP(グローバルIPアドレス)にアクセスがあった場合、バランシング先の対象として設定されているサーバーにリクエストを振り分けます。
以下ではS-port cloud EVA のコントロールパネルからバランシング対象の設定方法をご案内します。
コントロールパネルの操作手順
[ 1 ] 左メニューより [ネットワーク] をクリックします。
[ 2 ] ロードバランサーからロードバランサー設定内に表示されているVIP(グローバルIPアドレス)をクリックします。
[ 3 ] 「バランシング元ポート」から利用するポートを選択の上、[設定] アイコンをクリックします。
[ 4 ] 各項目をご選択の上、[+] をクリックします。
バランシング方法 | ロードバランサーの分散方式を指定します。 |
プロトコル | 通信プロトコルを指定します。 |
ヘルスモニタ | バランシング先のサーバーに対してのヘルスチェック(死活監視)のルールを指定します。 |
[ 5 ] 「バランシング先IPアドレス」にて対象サーバーを選択の上、[保存] をクリックします。
以上でコントロールパネルからの設定は完了です。
サーバー側でiptablesやセキュリティグループ等でホスト制限をされていたり、サービスが起動しておらずポート待ち受けがされていない場合、バランシングの通信ができない事がございますので、あらかじめご確認ください。
なお、コントロールパネルに表示されていないポートのバランシング設定につきましては、APIにて設定いただくことができます。